實相寺について

<概要>

實相寺は臨済宗妙心寺派みょうしんじはに属する禅寺です。
古くは天台宗で香川郡浅野村にありましたが、約四百年前の天正年間に戦火で焼失。その後、四代讃岐藩主生駒高俊いこまたかとし公により高松三番丁に移転され、高俊公のご正室勝姫が亡くなると秋月院殿香林淸感禅尼しゅうげついんでんこうりんせいかんぜんにと号し、当山を塔所たつしよとされました。

 さらに萬治二年(一六五九)初代高松藩主松平頼重まつだいらよりしげ公より寺領七十石が下賜され、頼重公の命により少林宗訣しようりんそうけつ禅師を開山に迎えて臨済宗妙心寺派として再興されました。

 明治維新後、大正四年には十河城主であり、筑後川の合戦で戦死した十河存保そごうまさやす公、及び十河家家臣を祀る菩提所であった陽明山東光寺と合併しましたが、昭和二十年の高松空襲で境内けいだい伽藍がらんの全てを焼失。

 昭和五十三年、第十九世健史けんし和尚により現在の高松市三谷町に移転復興されました。
平成二十年十一月、第二十世となる文匡ぶんきょう和尚が住職に就任。現在は壇信徒に対する教化のみならず、全国各地での禅法話や毎週日曜坐禅会を開催するなど、広く社会のお役にたてるお寺をめざして活動しています。

アクセス

實相寺
〒761-0450 香川県高松市三谷町1811番地1 [Google Maps]
臨済宗妙心寺派 陽明山實相寺
TEL : 087-889-3838 / FAX : 087-889-3858

實相寺へのアクセス
JR高松駅~實相寺は車で約35分
コトデン仏生山駅〜徒歩約20分(自転車約10分)
高松空港~實相寺は車で約25分
高松中央I.C.~實相寺は車で約10分
高松西I.C.~實相寺は車で約30分